オペロンのビール日記

毎日おいしいビールを飲んで生きていきたいです。

[書評]コンテンツビジネスのすべてはUCLA映画学部で学んだ

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恋愛ゲームで有名なボルテージの創業者津谷祐司さんの著書です。この本を読むまで知らなかったのですが津谷さんは博報堂に入社後にUCLA映画学部大学に留学を目指し、働きながら勉強の末UCLAに合格します。本のほとんどはUCLA時代の留学体験記になっていおり、英語ネイティブでない津谷さんの苦労が伝わってきます。

今のボルテージ社のコーポレートサイトにも掲げられていますが「アート&ビジネス」というのがキーワードのようです。

エネルギーを作品づくりと売り込みに半々ずつ使う。この考え方は、まさしく「アート&ビジネス」というかねてからの僕のモットーとぴったり一致した。よいものをつくれば売れるわけではない。どんな天才だって、世に知られなければいないのと一緒である。自分の作品を世に出し、腕を磨くには「ビジネス」が必要なのだ。

ソーシャルゲームなんかはまさにビジネスの視点を外せない世界です。映画学部とボルテージ社はまったくつながらなかったのですが、この本を読んでなんとなくわかった気がします。

コンテンツビジネスのすべてはUCLA映画学部で学んだ。

コンテンツビジネスのすべてはUCLA映画学部で学んだ。

 

 

[書評]強いチームはオフィスを捨てる

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ちょうど昨日Basecampへのサービス集中と社名変更を発表したBasecamp社(旧37signals社)の創業者ジェイソン・フリード氏の本です。「小さなチーム、大きな仕事」に続いて、簡潔で本質を捉えた本でした。前作は「チーム/組織論」について書かれた本でしたが、今回のテーマは「リモートワーク(オフィスをもたない働き方)」です。原題は「REMOTE」。実際会社に勤めながら、そっくりそのままこの働き方を真似するのは不可能ですが、マインド面で参考になりそうな部分があったのでメモ。余談ですがぼくのシェアハウスの同居人の会社(社員数5名)は固定のオフィスを持っていないのでリモートワークを実践しています。

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

 

 

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[書評]ぼくらの新・国富論 スタートアップ・アカデミー

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本屋で見つけたのでとりあえず購入し読んでみました。
ディスカバー21から出版されるWIRED BOOKSの第一弾のようです。そういえば、先週読んだふんどし協会の本もディスカバー21でした。家入一真さんや安東美冬さんなんかが書いてるU25 Survival Manual Seriesもディスカバー21ですし、なんだかんだ結構読んでます。 

ぼくらの新・国富論 スタートアップ・アカデミー (WIRED BOOKS)

ぼくらの新・国富論 スタートアップ・アカデミー (WIRED BOOKS)

 

【WIRED BOOKS ワイアード・ブックス】
「WIRED」がもつ世界的なネットワークを生かし、「WIRED」と親和性のある、これからの世界を変えていくアイデアをもつヴィジョナリーたちとコラボレーション。彼らがもつビジネスやテクノロジー、サイエンスなどさまざまなジャンルについての世界で最も進んだ知見のアウトプットを、「WIRED」編集部との協働で執筆&編集、リリースしていく書籍シリーズ。

>>詳しくはこちら

早速読んでみました。「リーン・スタートアップ」や「Running Lean ―実践リーンスタートアップ」のような方法論が書かれた本ではなくて、榊原健太郎氏(サムライインキュベート)の「20代の企業論」や孫泰三氏(modiva)の「ぼくたちがスタートアップした理由」に近い、スタートアップ業界のガイドブックみたいな感じでした。Wiredのこの特集を一冊の本にまとめたような感じです。扱われているスタートアップ(VCも含んでますが)はスポットライト/TokyoOtakuMode/ANRI/コーチ・ユナイテッド/AnyPerk/ビットセラー/ナナピ/オーマイグラス/フリークアウト/ラクスル/コイニーと、ちょっとネットのニュースを見ていれば聞いたことのある会社ばかりです。なので、逆に言うと目新しさはないです。Yコンビネーターや500Startupsについても触れられていますが、そういうのを読みたければ「Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール」をおすすめします。

大企業とヴェンチャー企業とのコラボレーション

個人的に興味深かったのは「大企業とヴェンチャー企業とのコラボレーションの手法」で扱われていた「Nike+」のサービス例でした。Nike+の事例を説明する前に3種類のコラボレーション手法をまとめてみます。

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[書評]人生はふんどし1枚で変えられる

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日本ふんどし協会会長の中川ケイジさんが書かれた本「人生はふんどし1枚で変えられる」を読みました。カヤックでも過去にお手伝い(というかぼく自身も出演していたのですがw)していたことから、献本されていたようなのでこっそり借りて読みました。一度もお会いしたことはないのですが、中川さんありがとうございます。とても感慨深く読ませていただきました。先日読んだ本の著者、遠山正道さんの話も出てきます。

人生はふんどし1枚で変えられる

人生はふんどし1枚で変えられる

 

中川さんが、ふんどしと出会い、ふんどしに魅了され、ふんどし協会を作り、そしてふんどしを世界に広げていく歩みが書かれた本でした。

天才は努力する者に勝てず

努力する者は、楽しむ者に勝てない

これは中川さんの好きな言葉として、本書で取り上げられているのですが、至るところからふんどし愛がひしひしと伝わってくる本です。本書を読んだ後に、あらためてこの記事を見るとグッとくるところがありますね。応援しています!

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第4回 ふんどし締め師 - 日本ふんどし協会(JAPAN FUNDOSHI ASSOCIATION)

[書評]「選挙フェス」17万人を動かした新しい選挙のかたち

 「選挙フェス」17万人を動かした新しい選挙のかたち (星海社新書 41)

星海社で働く友人が編集を手がけた新刊を読みました。本人もTwitterでつぶやいているように大学時代の三宅洋平さんが音楽にどっぷりはまっていく様子を書いた部分だけでも読んでみてください。無料で試し読みをすることができます。

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[書評]すきやばし次郎にまつわる3冊の本

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先日、映画「二郎は鮨の夢を見る」を見て(エントリーはこちら)、寿司の世界についてさらに興味が湧いたので、立て続けにすきやばし次郎にまつわる書籍を3冊読みました。寿司、鮨、SUSHI、すしだらけです。2014年に入り、既に4度寿司を食べにいきました。寿司中毒です。

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週末はIKEAに行ってきました(お部屋改造計画②)

初めてIKEAに行きました

週末土曜日は人生初のIKEAを体験してきました。
余計なものは絶対買わない!」と強く心に誓い、いざ出発です。
車で向かったのは「IKEA船橋店」。
想像よりも遥かにデカく、
想像よりも恐い空間でした。

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