［書評］「選挙フェス」17万人を動かした新しい選挙のかたち

星海社で働く友人が編集を手がけた新刊を読みました。本人もTwitterでつぶやいているように大学時代の三宅洋平さんが音楽にどっぷりはまっていく様子を書いた部分だけでも読んでみてください。無料で試し読みをすることができます。

三宅洋平さん(with 岡本俊浩さん)の新書、音楽好きの人は、試し読みのP37-P41だけでも読まれることお薦めします。はじめてフジロックに行った時のエピソードがすごいんです。ロックの神様っているんだなって。 #jisedai http://t.co/YxQahegnpx
— 今井雄紀@星海社 (@seikaisha_imai) 2014, 1月 24

ぼくが個人的に興味深かったのは、三宅さんが選挙に興味を持つきっかけになったというミュージシャンであり元参議院議員の嘉納昌吉(きなしょうきち)さんのお話です。「花～すべての人の心に花を～」(YouTubeが開きます)が有名ですね。三宅氏は知人からの紹介で嘉納さんの街頭演説でのライブを依頼されます。

応援を依頼されたとき、おれは民主党なんてどうでもよかった。
(中略)
でも、この人なら応援しよう。嘉納さんなら、と決めたんだ。

とライブへの出演を決めます。この「この人なら応援しよう」というのが、この本のすべてだなぁと思います。三宅洋平を応援しようという結果が選挙フェスという盛り上がりを生み、176,970もの票につながったのだと思います。選挙にはインターネットを活用するといいですよみたいな内容ではなく、三宅さんという人がよく分かる本でした。
(献本してもらったわけじゃないけど)今井ありがとう！

では、この本の中でも引用されているスピーチをどうぞ。

［参考サイト］

三宅洋平！ジョブズを超えた魂のスピーチ！書き起こし@渋谷ハチ公 7/20選挙フェス - NAVER まとめ